バイリンガル育児を楽しもう!

小学校低学年

アメリカから帰国して、早くも3ヶ月が経ってしまいました。1月は、さすがに英語の本ばかりを読んでいた娘ですが、2月頃から、英語よりも日本語の本を読むようになってきています。やっぱり環境ってすごいですね。

で、アメリカにいた時から、ずっとこの所、読み聞かせをしている(娘も気が向いた時だけ、たま~に読んでいますが、、、なかなか自分からは読まないですね、、、)のが、このMagic Tree Houseという本です。もともと、ネット仲間の友人から教えてもらった本なんだけど、最近ではすっかり私のお気に入りになっています。

うちでは、このごろ、テープを時々流しているので、私が、読み聞かせをしてやると、生意気にも、娘に発音やアクセントの位置を直されたりもします。レベル的には、アメリカの小学校低中学年のものだと思うんだけど、それでも、私も何と読むのか、時々発音が?だったり、意味が?だったりする単語もあるから、情けないです。

日本語版も、1巻から12巻分まではもう出ていて(ちなみに、日本語版は、1冊に英語版の本の2巻分が入っているので、日本語版としては、6巻まで出ていて、7巻は、今月の23日に発刊予定)、日本語版を楽しむこともできます。

さて、この本なんだけど、事実が太字でお話の中に出てきて、とても教育的な本になっているので、大人の私もこの本でいろいろなことを覚えました。ここでは、その太字がどんな感じで登場するか、簡単に説明しておきます。(以下、13巻 “Vacation under the Volcano”よりの引用で、会話形式になっていない箇所が実際には太字です)

When a volcano erupts, hot melted rock called “magma” is pushed to the surface of the earth. Once it gets outside the volcano, it’s called “Lava”.

“Lava! That’s like burning mud!” said Jack.
“It covers everything!” cried Annie.

Jack kept reading:

There was no running lava from Mount Vesuvius. The magma from the volcano cooled so fast that it froze into small grayish white rocks called pumice(PUM-iss). A pumice rock is very light and has holes like a sponge.

"That doesn’t sound too bad," said Annie.
"Wait, there’s more," said Jack. He read on:

A great cloud of pumice, ash, and burning rock shot miles into the air. When it rained down on Pompeii it completely buried the town.

“Oh, man,” said Jack. “This is a major disaster!”

と言う感じで、JackとAnnieは、ポンペイのベスビアス火山が噴火する、まさにその時、その場所にタイムスリップしてしまっているので、その爆発がどのようなものか分からないと危険を回避できないという設定になっています。そこでJackが持っている本を取り出して、そのベスビアス火山について書かれている部分を読み、どうしたら助かるかを考えるわけですが、本を読んでいるほうも、Jack達が助かるかどうか心配で、真剣に太字の事実を読んでしまいます。その意味では、知らないうちに歴史や地理についての勉強になっています。

尚、この本は、Pinky!のお薦めの英語教材のページにも説明が出ています。よかったら、そちらも参考にしてみてください。

↑お薦めの英語教材のページへ

ということで、今日は、Magic Tree Houseという本について、思いつくまま書いてみました。


© Rakuten Group, Inc.